イラストレーターについて、こんな質問いただきました。
\ あぁー、わかりますね /
動画で勉強すると、操作が分かりやすい半面、何かを調べようとした時、時間がかかるってデメリットありますよね。そんな時に手元に一冊本があって、調べられたら便利だなと。そうすると、皆さんがもっと上達するんじゃないかと。
こんな理由で本を紹介してみようかなと思います。
ちなみに、仕事柄イラレの本は読みますし、質問をもらったあと本屋さんへ直行してしばらくいろいろな本も物色しました。だからおすすめ本は他にもあるですが、まず最初の一冊ということで、紹介するのがこちらです↓
■基本操作をマスターせよ
この本を読むと基本操作をマスターできるはずです。デザインセンス云々の前に、操作ができていないっていう人が実は意外と多くて残念なんです。イラレ上達にはまずは、基本を覚えることに集中すべきです。
イラレを教えていてこんな経験ありました。
その人は本当の初心者さんで、結構な確率で残念なデザインをする人でした。
こんな風にちょっと基本を覚えれば、すぐ活躍できるのに!っていう惜しい人っているんです。で、その基本を圧倒的に分かりやすく書いているのが Illustrator誰でも入門 です。
■圧倒的に読みやすい

私、取り扱い説明書とか基本的に読まないんです。文章が読みにくいから。ゲームとかでも操作は死んで覚えるものみたいな。
そのくらい説明書が嫌いなんですが、入門書にも同じで読みにくい本は嫌いです。例えば、読みにくい入門書だとこんな感じで説明されていますよね。
[ナビゲーター]パネルの[ビューボックス]を
[Ctrl(command)]キーを押しながらドラッグすると[ビューボックス]の大きさを指定することができます
はい、わかりにくい!
で、一生懸命理解した後から気付くのが、ビューボックスの説明ってそんなに重要?みたいな。実際にこんな本もあったりするんですね。その点、Illustrator誰でも入門 は説明がわかりやすい。
適度にかみ砕いて説明してくれています。私も、youtubeでもブログでも、説明はかみ砕いて分かりやすく説明しようと心がけているのですが、この考えに賛成できる人なら役に立つはずです。
■細部への配慮がすごい
とっつきにくいアピアランスの仕組みとかも、わかりやすく丁寧に解説されています。だから手元にあると辞書のように使えます。今回の質問者さんの要望にも答えられる内容って事ですね。
■StudyとTry
この本にはStudyとTryがあります。要は 勉強パートと 実践パートです。勉強パートで覚えたら、こんな事ができるようになるよっていう用途が明確なんですね。だから、分かりにくい入門書でありがちな
「このツールはこういう機能です。使い方は自分で考えてください。」
っていう、機械的に説明して最後に投げっぱなすなんて事しないんですね。この辺もおすすめする理由の一つです。
■共感できるデザイン
例えば、こんな感じのイラストで解説されている入門書見たことありませんか?
昔の画風というか。なんだか共感しにくいですよね。
題材のクオリティーって大事ですが、著名な四方が協力して作成した本という事で、こんな風に使えたらいいなと共感できるクオリティーです。
■講師も参考にする
これは私も買いました。どんな風に説明したらわかりやすいかなと、頭の中が整理できるんですよね。2021年8月発行で新しい情報ものってますし。この本に書いてあることを理解したらイラレのチュートリアル動画やテクニック本など自然と理解できるようになるはずです。
amazonで試し読みできるのでぜひ読んでみてください。自信をもっておすすめします。